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矯正歯科
歯並びの良し悪しは一概に言えるものではないことは確かですが、悪い歯並びのままで生活することには様々な影響が起こります。ご自身ではすぐに気づきにくいものもあります。
こういった症状でお悩みの方は、お気軽にご相談下さい。
歯並びが悪いと、下記のような影響が起こります。
発音への影響
歯並びの悪さは発音の悪さに繋がります。
歯並びが悪いと歯の隙間から空気が漏れてしまうために音が乱れ、はっきりとした発音が難しくなります。歯並びの悪さから来る発音の悪さは、日本語だけでなく外国語の発音に影響することがあります。歯磨きへの影響
歯並びの悪さは、歯磨きにも影響を及ぼします。
歯ブラシの先が届かない場所が出来てしまうため、磨き残した場所があちこちに出来てしまいます。歯磨きは歯の健康を維持することで虫歯や歯周病の予防に効果があります。顎への影響
歯並びには、上顎と下顎を閉じた状態にした時に顎の関節に均等な力が掛かるようにする働きがあります。歯並びが悪いと顎の関節に掛かる力が不均等になり顎関節症などの原因になます。頭痛を引き起こすことがあるのです。消化器官への影響
歯並びの悪い歯で食べ物を咀嚼すると、噛み切れていない部分を残して胃に食べ物を送り込むことに繋がります。充分に噛み砕かれていない食べ物を胃で消化すると、胃に多大な負担がかかり消化器官に影響を及ぼす可能性があるということでもあります。胃痛や胃炎などを引き起こす恐れがあります。
不正かみ合わせの種類
受け口(下顎前突)
骨格的に下顎が大きい状態のことを指します。
上下の前歯が、前後逆にかんでいる「反対咬合」になることもあります。
出っ歯(上顎前突)
上顎の過成長、または下顎が上顎と比較して奥に引っ込んでいる状態のことを指します。日本人は比較的上顎前突の方が多いようです。一般的な歯ブラシの横幅は7~9mmくらい。毛先が上下の歯の間にすっぽり入る人は要注意。
かみ合わない前歯(開咬)
奥歯でしっかりかんでも前歯がかみ合わずに上下の歯の間が開いてしまう状態のことを指します。
乱ぐい歯・八重歯
がでこぼこに生えている状態を指します。顎が充分に成長しないことが原因の1つと言われています。
(チェックのしかた)
口を開いたり、くちびるを引っ張ったりして、鏡を使ってよ~くチェックしてみください。
治療期間について
一人ひとりの患者様の治療内容は、お口の状態により千差万別です。
具体的な治療期間は、その患者様の精密検査を行い、個別の治療計画を立案してご説明しています。
一般的に矯正装置をつけて治療をする期間としては、お子様の時期の矯正治療で6ヶ月~2、3年、永久歯列の矯正治療で、1~3年の期間の範囲内です(保定期間は別)。
予想治療期間については、矯正医から必ず事前にご説明します。
治療の流れ
成人の方とお子様の矯正治療では、流れが少し異なりますが、基本的には同じです。
初診
お電話にて(TEL:079-277-3392)お問い合わせください。精密検査
治療に必要な資料を作ります。レントゲン撮影、顔や口の中の写真、歯の模型の型取りなどを行います。治療計画のご説明
検査結果に基づいて治療方針や治療期間などをご説明し、具体的な方針を患者様・親御様と話しあいます。一期治療
簡単な矯正装置で、大人の歯の歯並びの土台作りをします。経過観察
お子様は大人の歯が出てくるのを待ったり、体の成長を待ったりしながら、最適な矯正治療開始時期が来るのを待ちます。二期治療
本格的な矯正治療が始まります。来院回数は月に1度位です。
歯を計画した位置に移動します。メインテナンス
歯並びを維持、安定させるための装置を使い、術後に大きく後戻りしないようにするために大事な時期です。数ヶ月に1度の来院となります。
矯正歯科のメリット
虫歯になりにくくなります。
歯周病(歯槽膿漏)予防につながります。
発音が正常になります。
咀嚼(かむ)機能、能率が向上します。
口腔周囲の外傷を起こしにくくなります。
あごや口腔の成長を健やかにします。
顎関節の障害(顎関節症)の発現を防ぎます。
口腔周囲の筋肉の活動を正常化します。
笑顔に自信が持て、心理面でもよい影響をもたらします。